スプリッツァーとは、よく冷えた白ワインを炭酸水で割るオーストリア発祥のワインカクテルです。白ワイン:炭酸水 = 1:1〜2:1で作り、アルコール度数6〜9%の軽快な飲み口が特徴です。そしてこのスプリッツァーを白ワインの代わりに日本酒で作るのが「日本酒スプリッツァー」で、柑橘類やハーブを加えてワイン感覚で楽しめるため、日本酒初心者にも人気があります。
「日本酒は好きだけど少し重い」「ワインみたいに気軽に飲みたい」 そんな人におすすめなのが 日本酒スプリッツァー です。近年は海外の日本酒バーでも提供されることが増え、日本酒の新しい楽しみ方として注目されています。
この記事では、日本酒スプリッツァーの魅力や作り方、おすすめの日本酒を解説します。
スプリッツァーとは?
スプリッツァーとは、よく冷えた白ワインを炭酸水で割るオーストリア発祥のワインカクテルです。名前はドイツ語の「spritzen (シュプリッツェン = 弾ける)」に由来し、白ワイン:炭酸水 = 1:1〜2:1で作るのが基本。アルコール度数6〜9%の軽快な飲み口で、ヨーロッパでは食前酒の定番として親しまれています。
そして、このスプリッツァーを白ワインの代わりに日本酒で作るのが「日本酒スプリッツァー」です。炭酸に加えて柑橘類やハーブで香りづけするのが特徴で、ワイン感覚で日本酒を楽しめます。
ワイン由来の飲み方
スプリッツァーは炭酸で割るカクテルスタイルです。
日本酒でも楽しめる
近年人気が高まっています。
軽快で爽やか
初心者にも飲みやすい。
スプリッツァーとスプリッツの違い
名前がよく似た「スプリッツ (Spritz)」と混同されがちですが、別のカクテルです。
| スプリッツァー | スプリッツ | |
|---|---|---|
| ベース | 白ワイン + 炭酸水 | スパークリングワイン + リキュール + 炭酸水 |
| 発祥 | オーストリア | イタリア (ヴェネツィア周辺) |
| 代表例 | 白ワインの1:1割り | アペロール・スプリッツ (オレンジ色でほろ苦い) |
| 味わい | すっきり軽快 | ほろ苦く華やか |
カフェやバルで見かけるオレンジ色の「アペロール・スプリッツ」をイメージして検索した方は、リキュールを使う「スプリッツ」の方が近いのでご注意を。どちらも軽い飲み口の食前酒向きという共通点はあります。
基本のスプリッツァー (白ワイン) の作り方
まずは本場の基本形から。材料は2つだけです。
材料
- よく冷えた白ワイン (辛口がおすすめ) 60ml
- 炭酸水 60〜120ml (1:1〜1:2はお好みで)
- 氷 適量
手順
- ワイングラスに氷を入れる
- 白ワインを注ぐ
- 炭酸水を静かに注ぎ、マドラーで縦に1回だけ混ぜる
ポイントは ワインと炭酸水を両方しっかり冷やしておくこと。氷が溶けにくくなり、最後まで爽快感が続きます。レモンピールやミントを添えるとより本格的です。アルコール度数は約6%と軽く、食前酒やランチのお供としても楽しめます。
そして、この白ワインを日本酒に置き換えたのが、この記事の主役「日本酒スプリッツァー」です。
スプリッツァーの度数とカロリーの目安
白ワイン (約12度) を炭酸水で1:1に割ると、度数は約6度まで下がります。ビールに近い軽さで、食事中でもペースを保ちやすいのがスプリッツァーが食前酒・食中酒として愛される理由です。
カロリーも、炭酸水は0kcalなので同じグラス1杯ならワインをそのまま飲むより控えめになります (半分に薄まるぶん単純にカロリーも約半分。正確な数値はワインの銘柄によって異なります)。「軽く飲みたい日の選択肢」として覚えておくと便利です。
日本酒ソーダ割りとの違い
似ていますが少し異なります。
| 項目 | ソーダ割り | スプリッツァー |
|---|---|---|
| 構成 | 日本酒+炭酸 | 日本酒+炭酸+香り |
| 香り | 日本酒主体 | 柑橘やハーブ主体 |
| 雰囲気 | 食中酒 | カクテル |
基本レシピ
まずは王道から。
材料
- 日本酒 60ml
- 炭酸水 90ml
- レモンスライス
作り方
① 氷を入れる ② 日本酒を注ぐ ③ 炭酸水を加える ④ レモンを添える
混ぜすぎない
炭酸を残すのがポイントです。
柚子スプリッツァー
和風アレンジの定番です。
特徴
上品な香り。
相性
純米酒系。
冬にもおすすめ
季節感を楽しめます。
ミントスプリッツァー
爽快感重視のアレンジです。
夏向け
非常に爽やか。
女性人気
見た目も華やか。
生酒と好相性
フレッシュ感が増します。
オレンジスプリッツァー
初心者向きです。
飲みやすい
日本酒感が柔らかくなる。
香りが豊か
食前酒にも向く。
ホームパーティー向き
見た目も良い。
スプリッツァーに向く日本酒
酒選びで完成度が変わります。
純米吟醸
最もおすすめ。
→ 純米吟醸とは?
生酒
爽快感が際立つ。
→ 生酒とは?
夏酒
季節感を楽しめる。
→ 夏酒とは?
吟醸酒
香りとの相性が良い。
→ 吟醸酒とは?
編集部おすすめ銘柄
出羽桜 / 伯楽星 / 新政 / 風の森
華やかな香りや爽快感ある酒質で、スプリッツァーに合いやすい銘柄です。
ワイン好きにおすすめな理由
実は相性が良い層です。
香りを楽しむ文化
共通点が多い。
食事とのペアリング
考え方が近い。
アルコール度数
調整しやすい。
相性の良い料理
カルパッチョ / 生ハム / チーズ / サラダ / 白身魚
スプリッツァーのメリット
飲みやすい / おしゃれ / アレンジ自由 / 日本酒初心者向き
よくある失敗
果汁を入れすぎる
日本酒感が消える。
香りの強い材料を使いすぎる
バランスが崩れる。
甘味料を入れすぎる
重たくなる。
こんな人におすすめ
ワイン好き / 女性 / 日本酒初心者 / カクテル好き / 夏酒好き
ワインスプリッツァーとの並列比較
スプリッツァーは元来オーストリア由来の白ワインカクテル。日本酒版との違いを整理します。
| 項目 | ワインスプリッツァー | 日本酒スプリッツァー |
|---|---|---|
| ベース度数 | 白ワイン 11-13% | 日本酒 14-16% |
| 推奨比率 | ワイン:炭酸 = 2:1 | 日本酒:炭酸 = 1:1.5 |
| 完成度数 | 約 7-9% | 約 5-7% |
| 香りの主役 | ブドウ由来の果実香 | 米由来の吟醸香 |
| 食事適性 | 前菜/魚介 | 前菜/魚介/和食 |
| 1杯コスト | 約 200-350円 | 約 180-320円 |
日本酒スプリッツァーは「和食にも合うスプリッツァー」というポジションが取れます。
編集部実飲レポ: 3バリエーション
SIPORY 編集部が実飲した記録です。1:1.5 (日本酒60ml:炭酸90ml) ベースに香りづけを変えた比較。
- 柚子スプリッツァー × 浦霞 禅: 柚子皮を絞ってグラス縁に擦る。和食 (刺身/煮物) との相性が抜群で、編集部全員が「冬の燗酒の代わりに使える」と評価。
- ミントスプリッツァー × 風の森 秋津穂657: ミント5-6枚を軽く叩いて投入。夏のテラス飲みで「これモヒートより日本酒感ある」と外国人客にも好評だった。
- オレンジスプリッツァー × 出羽桜 出羽燦々: オレンジスライス1枚。最も飲みやすく、ホムパで日本酒初心者の女性に勧めると「日本酒苦手だったけどこれ好き」の反応が多い。
編集部コメント
初心者:◎ / 女性人気:◎ / ワイン好き:◎日本酒スプリッツァーは、日本酒とワイン文化の橋渡しになる飲み方です。まずはレモンや柚子を使ったシンプルなレシピから始めてみると、日本酒の新しい魅力を発見できるでしょう。
よくいただく質問
スプリッツァーとは何ですか?
白ワインを炭酸水で割るオーストリア発祥のカクテルです。ドイツ語のspritzen (弾ける) が語源で、白ワインの代わりに日本酒で作るものを日本酒スプリッツァーと呼びます。
スプリッツァーの度数は?
白ワイン1:1で約6%、2:1で約8〜9%です。日本酒スプリッツァー (1:1.5) は約5〜7%と、ビール並みの飲みやすさになります。
ソーダ割りとの違いは?
柑橘やハーブなど香りの要素を加える点です。
日本酒初心者でも楽しめますか?
非常におすすめです。
女性にも人気ですか?
人気があります。
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出典・参考情報
- 日本酒造組合中央会
- 酒類総合研究所
- 国税庁「酒のしおり」
- 各酒蔵公式サイト
編集後記
日本酒スプリッツァーは、日本酒を炭酸水と柑橘類やハーブで楽しむ現代的な飲み方です。ワイン好きや日本酒初心者にも親しみやすく、夏酒や生酒との相性も抜群です。まずはレモンを使ったシンプルなレシピから、日本酒の新しい世界を楽しんでみてください。
